2.気候変動の緩和策
地球温暖化対策としては大きく2つの視点があり、一つは「緩和策」、もう一つは「適応策」と呼ばれています。
温室効果ガスの排出を減らすのが緩和策であり、影響に備えて被害を少なくするのが適応策です。その両方の対策を同時に行っていくことが大切です。
出典:環境省ウェブサイト
■緩和策とは
緩和策は、地球温暖化の進行を止めるために、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減らすことや、二酸化炭素などの吸収量を増やすことです。
二酸化炭素などの排出量を減らすための方法としては、省エネを進めることや再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、水力発電 等)を活用することなどがあります。また、吸収量を増やすための方法としては、植林や間伐などの森林整備をすることなどがあります。
私たちにできる緩和策としては、以下のような取り組みがあります。私たち一人ひとりが考えて行動し、なるべく多くの人が取り組むことで、気候変動の影響による被害を少なくさせることができます。
画像:「こども環境白書2015 環境省」を参考に作画
※地球温暖化の進行を止めようとする緩和策に関係することはたくさんあります。この他にも、広く見ていけば関係してくる事項があるかもしれません。