2.3R(リデュース・リサイクル・リユース)について
わたしたちの生活のなかで、ごみを減らしていくには3Rに取り組むことが大切です。
3Rとは、リデュース(Reduce)・リユース(Reuse)・リサイクル(Recycle)の3つの頭文字のRをとって、3Rとよんでいます。
この中で、まず一番目に取り組む必要があるのは、ごみを出さないこと「①リデュース」です。
①リデュース(Reduce) |
◆使う資源やごみの量を減らすこと ○つめかえのできる製品を選んで買う ○ごはんは残さず食べる ○こわれても修理して大切に使う ○必要な物だけを買う |
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※「リデュース」の一つに入りますが、「リフューズ」とも言います |
◆使い捨てごみになってしまうものを、もらわないようにすること ○マイバッグを使いレジぶくろを断る ○必要のない包み紙は断る ○自分のおはしやスプーンを持ち歩き、割りばしや使い捨てスプーンをもらわない |
次に取り組んでほしいのは、物をくり返し使う「②リユース」です。
「リサイクル」にもお金やエネルギーがかかってしまいます。なるべくごみを出さないようにするためには、「①リデュース」と「②リユース」が、特に大切です。
②リユース(Reuse) |
◆ものをくり返し使うこと ○こわれたものを簡単に捨てずに修理して使う ○使わなくなったものをゆずったり、ゆずってもらったりする(フリーマーケット、リサイクルショップの利用) ○くり返し使える容器を使う |
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どうしてもごみなどが出てしまう場合には、資源として再利用する「③リサイクル」に協力しましょう。
③リサイクル(Recycle) |
◆使い終わったものを資源として再び利用すること ○新聞紙、段ボール、雑紙などの古紙を資源回収に出す ○ペットボトル、びん、かんなどを分別して出す ○リサイクルされた製品を選んで使う ★回収された資源物がリサイクルされている製品 ①古紙 → 新聞紙、トイレットペーパー、段ボールなど ②かん → かん、自動車の部品 ③びん → びん、道路のほそう材など ④ペットボトル → 手ぶくろ、作業着、衣服など ⑤食品トレー → 食品トレー、ボールペンなど ⑥布類 → 自働車のシートの中身 など |
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※3Rはむだをなくし、ごみをなるべく出さないことになるので、環境のためだけでなく、地球温暖化の対策にもつながります。